熊谷市 かめの道・石原公園

場所:かめの道・石原公園(埼玉県熊谷市石原2019)

日時:2014年5月13日 午後4:00~5:30

天気:晴れ 東の風1m

方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(15秒間5回の平均)=50cm高、5cm高

機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC

     

東武鉄道熊谷線(妻沼線)の跡地に整備された公園。この路線を走っていた電車がカメ号と呼ばれていたことに由来して、かめの道公園という。ところどころにかめのオブジェが配置されているほか、当時の面影も残す。この公園は、秩父鉄道上熊谷駅を過ぎ北に分岐したところから始まり、第2北大通りまで約1.7kmで4つの区域に分かれる。①秩父鉄道から高崎線の間、②石原公園、③高崎線から17号の間、④17号から第2北通りまで。

この日の放射線の移動平均は、0.064µSv/hだった。ここの特徴としては、まず石原公園が挙げられる。他の公園の同様なグラウンドに比べると若干高めの値が計測された。広いグラウンドと隅に遊具が設置されたシンプルな造りで、この手の公園は周りより低めの値となるが、そこまで下がっていなかった。あまり手入れがされていないことに起因すると思われる。次に、高崎線の手前の広場。ここは、粉砕された砂利が敷き詰められているが比較的新しいようだ。この砂利の上でこの日の最高値を記録した。砂利の原石に放射線を含むものか、福島第一原発由来の放射線を浴びた砂利が敷き詰められたものかわからなかった。

石原公園とかめの道(高崎線手前)