小川町 下里分校と槻川の河原

場所:下里分校(埼玉県比企郡小川町大字下里824−1

日時:2014年6月27日 午前10時00分~11時00分

天気:曇り ときどき 晴れ 東の風1~2m

方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(60秒間の平均)=50cm高、5cm高

機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC

《50年昔にタイムスリップしたような不思議な空間》

 公園ではありませんが、福島の子どもたちの保養イベントにも利用されます。過度に整備されているわけでもなく、周囲の自然に溶け込んでおり、なんとも懐かしい景観です。

 分校敷地といっしょに、畑をへだてた東側に流れる槻川の河原も測定しました。川をせき止める堰(地図右上)は、田植え時期にだけ、重機で作るそうです。自然河川の中に川石を積み上げただけの堰ですが、満々と水をたたえていました。

 空間線量はどこも低く、全体の平均が0.045μSv/h、槻川の河原と堤は0.040μSv/h。ここは県北部のクールスポットと言ってもいいかもしれません。

 福島の相馬市の子どもたちが埼玉に保養にきていて、ここでイベントを行うと聞いて、急きょ小川のママたちといっしょに測定しました。