秩父市 秩父地方庁舎(番外編)

測定日時:2014年10月11日(土) 14時20分~14時50分
測定場所:秩父地方庁舎(秩父市東町29-20)
天  気:晴れ 無風
測定方法:地上高50cmを歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定
測定機器:ポニー工業 GPS連動型空間線量率自動記録システム(HSF-1)

 

秩父のモニタリングポストです。

手前の駐車場を移動測定しました。

駐車場の移動平均値は0.073μSv/hでした。

 

モニタリングポストと比較します。

まず、モニタリングポストを地上1m地点で60秒間の平均化測定を行いました。結果は、0.049μSv/hでした。同時間帯のモニタリングポストの数値は0.048μSv/hで、ほぼ同じ値でした。しかし設置場所は、北側に建物の壁があり地面は土と芝生でした。このモニタリングポストの手前は駐車場となっており全体を測定してみました。結果は0.073μSv/hと少し高めの値を記録しました。そこで定点測定を上の写真の位置で行い比較してみました。5cm、50cm、1mの高さで60秒の平均化測定を行いました。1mでの平均値は移動平均と同じ0.073μSv/hでした。この数字をどう見るか。どちらも実測値です。今までの計測からアスファルトの放射線はなかなか低くならないことがわかっています。今回も実証したことになりましたが、私たちは、住んでいる場所、生活している区域、行動パターンなどにより被ばくの実際が変化するということです。福島第1原発事故から3年半が経過しましたが、放射能はなくなっていませんし、まだまだ私たちの周りを汚染し続けています。(吉田)