本庄市 児玉児童公園

測定日:2015 年5月3日(日)17:10~18:00 曇り晴れ  南西の風1~2m

測定地:児玉児童公園(本庄市児玉町児玉)  

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定

《移動測定》平均 0.058μSv/h(5cm高)

 神川町を測定した帰り道、本庄市児玉地区を測定しようということなり、児玉総合運動公園に行きました。広いクランドはありますが、子どもの遊ぶような施設はありません。小さな子ども連れのお母さんに、近所に子どもの遊ぶ公園はあるかと尋ねたところ、「児玉にはないんですよー、私たちも困ってるんです」といって、そこからたいぶ離れた「児玉児童公園」を教えてもらいました。

 カーナビ頼りでやっと見つけた公園は、イマイチ整備がゆきとどかない感じですが、近所の子どもが何人か遊んでいました。

写真1 子どもの遊具のある広場。ここはどこも低線量、砂が撒いてありますが、自然放射線の影響もありません。

写真2 くさりと鉄パイプの遊具です。地面は砂がまいてありますが、ここも問題のない線量です。そばで遊んでいた中学生の女の子に何をしているのかと尋ねられました。「放射能を測っている。ここは大丈夫だよ」などと答えました。

写真3 やや高めの値ですが、グラフにはセシウムのピークは現れず、自然放射線の影響もあるようです。地面は芝ですが、大粒の砂が撒かれており、そのせいかもしれません。

同じクランドを中央でも測定しました。線量は0.01下がりましたが、ここも写真3と同じような感じです。

写真5 園内の落ち葉が山積みに集められている場所です。かなり古いものまでありそうですが、見た目に反して、意外と線量は低く、セシウムのピークも現れていません。

まとめ

 児玉地区では唯一の児童公園のようです。子ども広場はそれなりに整備もされていましたが、グランドのほうは、あまり利用されている様子もなく、草が伸びていました。

 空間線量に関しては、特に心配になる場所もありませんでした。特に、南側のグランドは、草も伸びていて、見た目危ない感じもしますが、今回の測定では問題のある線量は計測されませんでした。