上尾市 上尾運動公園

測定日:2015 年10月25日(日)16:00~16:40 晴れ  東南東の風1~2m
測定地:上尾運動公園(上尾市愛宕3-28)
測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定


1.移動測定 平均空間線量0.052μSv/h

(1)児童広場     0.048μSv/h
(2)陸上競技場周り  0.056μSv/h
   総平均      0.052μSv/h

 

埼玉県で国体がはじめて開催された時に整備された上尾運動公園は、今では熊谷スポーツ文化公園にそのお株を奪われてしまいましたが、長年、陸上競技を中心に埼玉県のスポーツのメッカでした。ただ現在でもスポーツイベントは多いようで、17号を通るとき、小中学生くらいの子どもたちがお弁当を広げていたりするのを見かけます。移動平均の放射線量は、0.052μSv/hでした。

 

2.定点測定(60秒の平均化測定)

上尾運動公園の隅、どういうわけか陸上競技場と17号国道の間に児童公園が設置されています。17号のこの辺りは渋滞で有名なところです。放射線量の前に、排気ガスが心配になります。場所は市街地の中でもあるので、利用者は多いようです。白いコンクリート製の大きなオブジェと一体になったすべり台前で定点測定をしましたが、この公園内では若干高めな数値になりました。地面に撒かれた白い砂(細かな砕石?)の影響もあると思われます。

公園の定番バネ遊具、ここにも3台設置されていました。白い大きなすべり台からも少し離れていた関係で、その中心で定点測定をしました。線量も低く心配ないレベルでした。 

 

3.まとめ
児童広場の測定後、陸上競技場の外側を一周しました。清掃も行き届いていて排水も問題ないようです。利用者の多いウレタン敷きのジョギングコースは、やはり若干高めでした。

                                      (吉田)