桶川市 城山公園

測定日:2015 年11月7日(土)10:30~16:50 曇り時々晴れ  東の風1~2m

測定地:桶川市城山公園(桶川市川田谷2839-11)

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定

桶川市の一番大きな公園です。圏央道に伴う区画整理により多目的グランドと北側駐車場付近は3.11以降改修されたようです。公園内に管理事務所があり測定日も事務所のひとが竹を切って囲いをつくる作業をしていました。また、園内はどこも家族連れで賑わっていました。

《移動測定》平均空間線量 0.050μSv/h

《定点測定》

ここは全体的にやや高い空間線量で、矢印のポイントでは桶川市の除染基準0.19μSv/hをわずかに超えました。11月9日桶川市環境課に連絡したところ、11日には桶川市より除染完了の報告がありました。

トイレ南側であまりひとが入り込む場所ではありません、が、どんぐりがたくさん落ちていました。こどもが拾いに来たら心配です。除染はここ一箇所ですが南に向かってちょっと高めの箇所がいくつかありました。こどもは入らないようにしましょう。

たくさんのこどもたちで賑わっていました。砂が撒かれていましたが線量は低く自然放射線の影響もなく安心な場所です。

矢印のポイントでは国の除染基準0.23μSv/hをわずかに超えました。写真1のトイレ裏と同様、11日に桶川市より除染完了の報告がありました。

もよおしもの広場隅の木立の下、落ち葉に覆われたところです。10m.も離れていない場所でバーベキューをしている二組の親子に近づかないように伝えると、ここも?って驚いていました。局所的ですので少し離れれば問題ないと思います。

なにが釣れるのか釣り糸を垂れる親子連れ。芝生はきれいに刈ってありました。芝生の上、池の周り、ともに心配する値ではありません。

西側にひっそりと小さな児童広場があり、ここにも家族連れの二組が遊んでました。

隣のターザンロープの広場とも心配する値ではないと思います。

古墳に作られたターザンロープ。冒険広場とありますがこの遊具が一つあるだです。

まとめ

桶川の除染基準は0.19μSv/hと周辺地域の中では最も厳しい基準です。これを超えるミニホットスポットが2ヶ所ありましたが、桶川市に連絡したところすぐに除染してくれました。桶川市の放射能に対する姿勢は、市民の立場からも、高く評価できます。いまだに局所的な放射能汚染の除染基準を1μSv/hとする埼玉県内の自治体は、桶川市を見習うべきです。


公園内はこまごまと多用途広場が作られており、それぞれ広場が子供達でにぎわってました。一生懸命考えて造られた公園とうかがい知れます。また、掃除もきれいにされてました。みんなが気持ちよく使える公園のようです。

《参考》空間線量の詳細

北駐車場~多目的広場~トイレ周辺~テニスコート周辺

地図中のは除染前の数値です。桶川市は0.19μSv/hを超える部分を除染しました。

児童遊戯公園~もよおしもの広場~エントランス広場~南駐車場

地図中のは除染前の数値です。桶川市は0.19μSv/hを超える部分を除染しました。

展望広場~花木園~大沼

ピクニック広場~トリム広場~児童遊園広場~冒険広場