測定日:2016年6月26日 9:15~12:25 晴れ 北西2~1m
測定地:草加市柿木町272-1
測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定
1.移動測定 平均空間線量 0.063μSv/h
大きな公園です。地図を見ると●●の部分があちこちに点在しています。公園の中のセシウムが濃縮した場所です。駐車場の道路ぎわ、南西の入口付近、運動場と芝生広場間の通路のへり、写真1の場所とそのそばにあるトイレの周り、記念樹の森休憩所などは要注意です。
※線量を数値表示した詳細地図は、1~4に分けて「まとめ」の後に掲載しました。
写真1 池のほとりに雨水がたまるのでしょう。きれいに清掃されていますが、土壌にしっかりしみこんでいるものと思われます。
写真2 写真1と同じエリアですが、子供の遊具の周りは、比較的に線量は低くなります。また、そばにある滝・流れの周囲も心配のない空間線量でした。
写真3 四季の森、山の頂上は低線量空間です。山に登る道も大丈夫。山の北のすそ、公園のフェンス際がやや線量の高い場所がありました。人の歩く場所ではありませんが、カブトムシ探しなどで、子どもが入ることはあるかもしれません。
写真4 市民の森の山頂での広場です。広場中央は低線量ですが、周囲の森との境には線量の高いところもありました。広場の雨水が集まって、ここにたまるのかもしれません。
写真5 広い芝生広場は低線量、隣の運動広場もほぼ同じです。
写真6 エリアは四季の森-春ですが、ここは南西の入口付近です。小山の南側すそになり、排水の溝もありますが、水の流れもあまりよくないようです。あまり人の来ない場所のようですが、セシウムが全体的に集まっているようです。
3.まとめ
草加市は西と東で、空間線量は違うようです。東側のほうが西側に比べて、ちょっと高いようです。これは原発事故直後の天候が関係しているのかもしれません。この公園で子どもを遊ばせる場合、線量が高い場所を知っておく必要があると思います。
地図2の運動広場では2試合が行われており、その隙間をぬっての測定です。
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