朝霞市 北朝霞公園

場所:北朝霞公園(埼玉県朝霞市北原1-3)

日時:2016年10月10日 16:50~17:10

天気:曇り 微風

方法:移動測定(地上5cm高)、定点測定(地上と50cm高の60秒間の平均)

機器:ホットスポットファインダーCsl(TI)+半導体型光検出器MPPC

 

1.移動測定(総平均 0.042μsv/h)

 

JR武蔵野線北朝霞駅と東武東上線朝霞台駅から北東に200mほどの所にある野球場主体の公園です。野球場は高いフェンスで囲われていて、大人の試合がやられていた関係で、南側の児童公園のみ測定しました。住宅地の真ん中にあるため夕方でしたが、たくさんの子どもたちが遊んでいました。測定結果は、朝霞市の平均的な数値で特段心配するところはありませんでした。

2.定点測定(60秒の平均化)

雲梯は、東の道路との境の植え込みぎりぎりの所にあり、なんでこんな隅なのか不思議に思いました。その辺りが枯れ葉溜まりになっています。他の公園はしっかり清掃されているので、意外な感じがしました。一般的に枯れ葉溜まりの放射線量は高くないのですが、念のため定点測定したところ、この公園では一番高い数値でした。

公園のほぼ真ん中に設置されています。測定が夕方だったこともあり、野球場の照明が点りなんとなく明るい感じもします。測定結果は低く安心できるレベルでした。

 

3.まとめ

面積の大半を占める野球場の外野フェンスの外に造られた公園で、遊具からして歴史を感じます。住宅地の中にあることから、利用者は多いと思います。よく見かける公園の中のフェンスに囲われた砂場もあり、小さなお子さんたちを安心して遊ばせることができるのでしょう。移動測定をしている時、雲梯近くでバトミントンをしている若いカップルがいてほほえましく感じていたのですが、帰り際に、この砂場から小さなお子さんの手を引いて帰って行ったので、少し驚きました。フェンスの砂場はほんの一時ですが、親を解放するのかと思った次第です。しかし彼らがバトミントンをしていたのは見えない位置だったなあっと。県南でたまに見かけるのですが(城山公園にもあります)、フェンスの砂場って、小さなお子さんの安全性だけ担保した作りですが、どう見ても檻の中で遊んでいるって感じです。どこか違和感がありますね。

4.朝霞市の他の公園

  朝霞中央公園朝霞の森青葉台公園滝の根公園城山公園内間木公園

5.朝霞市の除染基準 0.019μsv/h