新座市 新座総合運動公園

測定日:2016117日(月)8:3010:20 曇り  微風

測定地:新座総合運動公園(新座市本多2-8-16

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm50cmの定点測定

 

1.移動測定 平均空間線量 0.048μSv/h

 

 

運動施設が充実しています。隣接して米軍の通信基地があり、周囲の畑や雑木林に囲まれていて、独特の雰囲気があります。目を引くのがマレットゴルフというスポーツです。よくわかりませんが、ゲートボールとパターゴルフを組み合わせた感じです。このコースがたくさんあります。平日ということもあり、人はあまり見かけませんでしたが、植木屋さんや土壌を整備しているのか、多くの方が働いていました。空間線量は低く心配ありません。

  

2.定点測定(60秒の平均値)

 

陸上競技場の隣ですが、森に囲まれた一角に小松菜?がたくさん植えられていました。おそらく春になるとお花畑に変身するのでしょう。ベンチなども配置されていてこの空間に身を置くのも気持ちいいものです。空間線量はすこぶる低く安心です。

 

計測していて気になった場所です。サッカー場をならして出た廃土の置き場だと思われます。放置されている感じですので子どもたちの遊び場になりそうです。放射線量は若干高い数値でした。

 

 排水は暗渠になっていると思いますが、排水された水を溜めるように造られた場所が2カ所ありました。1カ所はサーカー場としても使える広さで、よく整備されています。あと1カ所は何もない窪地で、深さもないので子どもが遊び回れます。ここの排水が流れ出る場所を入念に計測しました。やはり若干高い数値でした。放射能は自然に減衰するだけではなく、ところにより濃縮しています。比較的空間線量の低い埼玉県西部地域でも例外ではありません。

 

窪地から近かったのですが、被爆2世のアオギリが植えてありました。なわけで測定してみました、非常に低い数値でした。

 

 

 

野球場の外周を一周してみました。何処も低い数値ですが、放射能が溜まりやすい場所を測定すると、やはりそれなりの数値になります。

3.まとめ

関越自動車道の近くなのですが、この辺りは凹状に切り込んでいるため騒音等は気になりません。本田の森という自然豊かな場所なのですが、開発もそれなりに進んでいて、道路付けなど計画性がないようで、残念な感じです。総合体育館に車を置き森の中を測定しましました。落ち葉がそのままになっているため、地面はふわふわで歩きにくい。全体的には低線量でしたが、アスファルト道路の端や吹きだまりなど放射能の濃縮が見られました。